
鶴CCでアタックを成功させた西加南子がオープン女子2連覇を達成
10月22日、雨の中行なわれたジャパンカップ・オープン女子レース。攻撃的な走りを見せた上野みなみ(鹿屋体育大学)と片山梨絵(スペシャライズド)を抑え、最後の登りで勝負を決めた西加南子(LUMINARIA)が優勝を飾った。
登りで集団のペースを上げる片山梨絵(スペシャライズド): photo:Kei Tsujiオープン男子と時間差スタートで行なわれたオープン女子レース。各カテゴリー共通の1周14.1Km 周回コースを3周する。古賀志林道が最大の山場であることに変わりはないが、他のカテゴリーとは異なり、最終周回のショートカットは無し。つまり鶴カントリーの登りがゴール直前に登場する。
全日本チャンピオンの萩原麻由子(サイクルベースあさひ)は欠場。降り止まない雨の中、30名がスタートを切った。
最終周回に向けてペースを上げる西加南子(LUMINARIA): photo:Kei Tsujiレースは昨年2位の片山梨絵(スペシャライズド)や上野みなみ(鹿屋体育大学)、そしてディフェンディングチャンピオンの西がペースを上げ、集団を絞り込んでいく。1周目完了の時点で、メイン集団は早くも8名に絞られた。
そしてレースは3周目の古賀志林道で動く。登りで西、上野、片山が抜け出し、そのまま3人でダウンヒル。しかしその3名の先行は決まらず、平坦区間で金子広美(イナーメ・アイランド信濃山形)や針谷千紗子(サイクルベースあさひレーシング)、智野真央(MUUR ZERO)、森本朱美(スミタ・ラバネロ)が追いつく。先頭7名のまま、最後の鶴カントリーの登りに差し掛かった。
登坂距離こそ短いものの、勾配がキツい鶴カントリーの登り。ここで上野がリードする集団から、西が一人アタック。このアタックには上野、片山、針谷らはいずれも反応できず。リードを得て頂上をクリアした西がそのままゴールまで独走した。
独走でゴールに飛び込んだ西加南子(LUMINARIA): photo:Kei Tsuji
大会2連覇を果たした西加南子(LUMINARIA): photo:Kei Tsuji西は昨年に続くジャパンカップ・オープン女子レース連覇。前回も最終周回の鶴カントリーで勝負を決めている。
西は「3周目の古賀志の登りで3名で飛び出したものの、ローテーションが上手く回らなくて後続に追いつかれてしまった。去年は(鶴カントリーで)早めに仕掛けて最後失速したので、今回はタイミングを待って、頂上手前の勾配がキツくなるところで一気にかけた。走っている感じでは、今回はみなみちゃん(上野)の調子が良かった。彼女のペースが落ちたところで前に出て、そのまま後ろを振り向かずに踏んでいきました」とコメント。2011年シーズンの最後を大きな勝利で締めくくった。
ジャパンカップ2011オープン女子結果
1位 西加南子(LUMINARIA) 1h20'18"
2位 上野みなみ(鹿屋体育大学) +02"
3位 針谷千紗子(サイクルベースあさひレーシング) +06"
4位 片山梨絵(スペシャライズド) +08"
5位 智野真央(MUUR ZERO) +10"
6位 森本朱美(スミタ・ラバネロ) +15"
7位 金子広美(イナーメ・アイランド信濃山形) +1'02"
8位 木村亜美(鹿屋体育大学) +5'06"
9位 福本千佳(同志社大学) +5'07"
10位 星川恵利奈(湘南ベルマーレクラブ)
text&photo:Kei Tsuji / www.cyclowired.jp





