宇都宮市の中心部を貫く宇都宮市大通りを走る土曜日のジャパンカップクリテリウム。2010年の初開催から数えて8年目となる今年は、昨年の第25回記念大会と同様、西側に延伸された1周2.25kmのコースで開催されます。レースの総距離は38.25km(2.25km/パレード2周+レース15周)となります。

(c)Kei Tsuji
長距離で争われることが多いロードレースに対し、市街地や公園などに設定された短い距離の周回コースを走るレースがクリテリウムです。コース1周の距離は1〜5km程度と短く、コーナーの多いコースを決められた周回数走るため、観客たちは目の前を猛スピードで走る選手たちの姿を何度も観ることができます。

都会の中心部で繰り広げられるクリテリウムレースは日本では稀な存在で、目抜き通りの交通を完全にシャットアウトする大胆な試みは、ジャパンカップが宇都宮市に定着してきているからこそでもあります。このクリテリウムの沿道にもジャパンカップ当日同様に、毎年トップ選手の走りを一目見ようと、ロードレースファンのみならず、多くの市民や観光客で幾重もの人垣が出来ています。

(c)Makoto Ayano
(c)Makoto Ayano (c)Kei Tsuji

クリテリウムで選手たちに求められるのはスピードと自転車を操るテクニック。数十人の選手がわずか数十センチの間隔でひしめき合いながら大集団で走る様はとてもスリリングです。

このレースの勝負を決めるのは数人のグループによる逃げか、大集団でのゴールスプリント。風圧を受けながら逃げるのは体力の消耗を伴い不利ですが、瞬発力に秀でた選手達に有利なゴールスプリントに持ち込ませまいとする選手達がレースを活性化させます。その逃げを捉え、大集団でのゴール勝負になれば、スプリンターたちが火花を散らすゴールスプリント合戦を披露することになることでしょう。

(c)Makoto Ayano