JC記者発表会が開催 チッコーネ、ウェレンス、ウッズ、フルサン、マルタン、新城、中根 豪華海外チームの参戦メンバーが発表

2022/09/14(水) - 16:51 | japancup-staff

コロナ禍の中止を挟み、3年ぶりに10月14日(金)から16日(日)までの3日間日程で、株式会社SUBARUの冠協賛のもと復活開催されるジャパンカップサイクルロードレース。9月14日(水)、御茶ノ水駅から徒歩5分ほどにある「ワテラスコモンホール」を舞台に記者会見が行われ、海外チームの出場選手と参戦する国内チームなどが発表されました。

記者発表会に登壇した宇都宮市の佐藤栄一市長(写真中央)らが「JAPANCUP is BACK」のバナーと共に記念撮影 photo:Satoru kato
宇都宮市の佐藤栄一市長がご挨拶 photo:Satoru kato
競技主管代表として、公益財団法人日本自転車競技連盟の小野口裕朗副会長がご挨拶 photo:Satoru kato
サイクルスポーツマネジメントの廣瀬佳正代表取締役副社長がゲストとして登壇 photo:Satoru kato
ツアー・オブ・ジャパン組織委員会の栗村修委員長「例年に比べて本物の戦いが見られる」 photo:Satoru kato

登壇したのは宇都宮市の佐藤栄一市長や公益財団法人日本自転車競技連盟の小野口裕朗副会長、栗村修さん(ツアー・オブ・ジャパン組織委員会委員長)と廣瀬佳正さん(サイクルスポーツマネージメント代表取締役副社長)。司会進行を務めるMCアリーさんのトークでイベントは進みました。

既に発表されている通り、第29回となる2022年大会に出場する海外出場チームは10。トレック・セガフレードとバーレーン・ヴィクトリアス、コフィディス、EFエデュケーション・イージーポスト、イスラエル・プレミアテック、ロット・スーダルという合計6のUCIワールドチームを中心に、エウスカルテル・エウスカディとチーム ノボ ノルディスクというUCIプロチーム勢、そしてリュブリャナ・グスト・サンティックとトレンガヌ・ポリゴン・サイクリングチームのUCIコンチネンタルチームが大会に彩りを加えます。

トレック・セガフレードはジロ・デ・イタリアでマリアローザを着用したフアン・ロペス(スペイン)など豪華メンバーで参戦 photo:CorVos/cyclowired.jp
今年ジロ・デ・イタリアでステージ優勝を挙げたジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード) photo: Makoto.AYANO/cyclowired.jp
2019年のジャパンカップクリテリウム
で勝利したエドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード) photo:Makoto.AYANO

中でも注目は、2019年大会でクリテリウム・ジャパンカップ本戦で完全優勝を遂げたトレック・セガフレードです。過去2度ジャパンカップを制しているバウケ・モレマ(オランダ)の参戦は見送られましたが、今年は元ジロ・デ・イタリア山岳王のジュリオ・チッコーネ(イタリア)と、今年のジロでマリアローザを着続けた注目株フアン・ロペス(スペイン)をラインナップ。ベテランのダリオ・カタルド(イタリア)や参戦経験を持つアントワン・トールク(オランダ)がアシスト役を務めることになるでしょう。

EFエデュケーション・イージーポストはリゴベルト・ウラン(コロンビア)など一軍メンバーを招聘 photo:CorVos/cyclowired.jp
中根英登(日本)の凱旋レース。2019年の6位に続く好成績となるか? photo:Kei Tsuji
新城幸也の必勝体制を組んだバーレーン・ヴィクトリアス ©Team Bahrain Victorious

来日常連組の一つでありEFエデュケーション・イージーポストからは、先のブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝を挙げたリゴベルト・ウラン(コロンビア)が参戦。ニールソン・ポーレス(アメリカ)やルーベン・ゲレイロ(ポルトガル)といったグランツール常連組のほか、中根英登(日本)の走りにも期待したいところです。

バーレーン・ヴィクトリアスは中根と共に注目を集める全日本チャンピオンの新城幸也を中心に据えたメンバー構成です。山岳アシストのヘルマン・ペルンスタイナー(オーストリア)や若手のヨハン・プリースパイタースン(デンマーク)と共に、新城は2015年の3位に続く表彰台を目指すでしょう。

イスラエル・プレミアテックのエースを務めるマイケル・ウッズ(カナダ)とヤコブ・フルサン(デンマーク) photo: Makoto.AYANO/cyclowired.jp
ジャパンカップ初参戦となるロット・スーダル photo: Makoto.AYANO/cyclowired.jp

2019年、モレマとの一騎打ちで敗れ2位に終わったマイケル・ウッズ(カナダ)は、今年イスラエル・プレミアテックのエースとしてヤコブ・フルサン(デンマーク)とのタッグで表彰台の頂点を目指します。ウッズは今年のツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャをリタイアしており、秋のクラシックシーズンに向けて調子を上げているはず。ツール・ド・フランスで涙の逃げ切り優勝を挙げたユーゴ・ウル(カナダ)や、母国の重要選手であるオメル・ゴールドスタイン(イスラエル)など一軍メンバーを揃え、チーム力はトレックに勝るとも劣りません。

ロット・スーダルはエースのティム・ウェレンス(ベルギー)を主軸に、22歳にしてサウジツアーを制したマキシム・ファンヒルス(ベルギー)など若手中心のメンバー構成。初参戦となるフランスの名門チーム、コフィディスもチームの主軸であるギヨーム・マルタン(フランス)とヴィクトル・ラフェ(フランス)、そしてシモン・ゲシュケ(ドイツ)を揃えてジャパンカップのコースに挑む予定です。

ツール・ド・フランスでマイヨアポワを着用したシモン・ゲシュケ(ドイツ) photo: Makoto.AYANO/cyclowired.jp

UCIのPROシリーズ最終戦であるジャパンカップは、現在繰り広げられているワールドツアーの残留争いにおいても重要な意味を持つ大会となります。ブエルタ終了時点でのランキングにおいて、残留圏外の18位がコフィディス、19位がロット・スーダル、そして20位がイスラエル・プレミアテック。この3チームが全て揃った2022年大会は、例年以上にハイレベルなレースとなると思われます。

海外勢を迎え撃つ国内チームは合計7で、6つのコンチネンタルチーム(チーム右京、宇都宮ブリッツェン、キナンレーシングチーム、愛三工業レーシングチーム、シマノレーシング、那須ブラーゼン)とナショナルチームが参戦(※9月29日、出場チームが変更となりました)。特に地元栃木を代表する宇都宮ブリッツェンは例年レースに動きを付けてきただけに、今年も動きに期待。例年以上に強力な海外勢に対してどこまで食い下がれるかにも注目したいところです。

UCI WorldTeam UCIワールドチーム(6チーム)

トレック・セガフレード
ダリオ・カタルド(イタリア)
ジュリオ・チッコーネ(イタリア)
フアン・ロペス(スペイン)
ジャコポ・モスカ(イタリア)
エドワード・トゥーンス(ベルギー)
アントワン・トールク(オランダ)

バーレーン・ヴィクトリアス
新城幸也(日本)
フェン・チュンカイ(台湾)
ヘルマン・ペルンスタイナー(オーストリア)
ヨハン・プリースパイタースン(デンマーク)
スティーブン・ウィリアムズ(イギリス)
フィリップ・マチュイユク(ポーランド)

コフィディス
ギヨーム・マルタン(フランス)
フランソワ・ビダール(フランス)
シモン・ゲシュケ(ドイツ)
ヴィクトル・ラフェ(フランス)
アクセル・ザングル(フランス)
ハリソン・ウッド(イギリス)

EFエデュケーション・イージーポスト
ジェファーソン・セペダ(エクアドル)
ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル)
中根英登(日本)
ニールソン・ポーレス(アメリカ)
ショーン・クイン(アメリカ)
リゴベルト・ウラン(コロンビア)

イスラエル・プレミアテック
ヤコブ・フルサン(デンマーク)
オメル・ゴールドスタイン(イスラエル)
カールフレデリック・ハーゲン(ノルウェー)
ユーゴ・ウル(カナダ)
コービン・ストロング(ニュージーランド)
マイケル・ウッズ(カナダ)

ロット・スーダル
ステフ・クラス(ベルギー)
セバスティアン・グリニャール(ベルギー)
マシュー・ホームズ(イギリス)
カミル・マウェツキー(ポーランド)
マキシム・ファンヒルス(ベルギー)
ティム・ウェレンス(ベルギー)

UCI ProTeam UCIプロチーム(2チーム)

エウスカルテル・エウスカディ
フアンホセ・ロバト(スペイン)
ゴッツォン・マルティン(スペイン)
ウナイ・クアドラード (スペイン)
イバイ・アスラメンディ(スペイン)
ルイス・マテ(スペイン)
ペイオ・ゴイコエチェア(スペイン)

チーム ノボ ノルディスク
ビードル・ハミッシュ(ニュージーランド)
サム・ブランド(イギリス)
ローガン・フィッペン(アメリカ)
ピーター・クスター(ハンガリー)
ダビ・ロザノ(スペイン)
ヨーナス・ヘンタラ(フィンランド)

UCI ContinentalTeam UCIコンチネンタルチーム(2チーム)

リュブリャナ・グスト・サンティック
ディラン・ホプキンス(オーストラリア)
アダム・ジョーダン(スロベニア)
ビクター・ポトキ(クロアチア)
アンゼ・スコック(スロベニア)
ファビジャン・クラリ(スロベニア)
ジャーネジ・フリバー(スロベニア)

トレンガヌ・ポリゴン・サイクリング・チーム
ジェローン・マイヤーズ(オランダ)
チュン・フアット・ゴー(シンガポール)
ジャマール・ヒバトゥラ(インドネシア)
アフィク・ハズニー・オスマン(マレーシア)
アーワンディー・ラカセック(マレーシア)
ワン・アブドゥル・ラーマン・ハムダン(マレーシア)

国内チーム(UCIコンチネンタルチーム×6+ナショナルチーム×1)

チーム右京
宇都宮ブリッツェン
キナンレーシングチーム
愛三工業レーシングチーム
シマノレーシング
那須ブラーゼン
日本ナショナルチーム

※国内チームは、チームブリヂストンサイクリング、マトリックスパワータグに代わり、愛三工業レーシングチームが出場(2022年9月29日更新)