宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースがついに開幕しました。今年も宇都宮市の中心街にあるオリオンスクエアでのチームプレゼンテーションに全出場チームが集結。まずは国内チームから紹介しましょう。



32回目の宇都宮ジャパンカップが、チームプレゼンテーションで開幕。10月としては異例の昼の暑さの余韻が残るオリオンスクエアに、レースのスタートを待ちきれない多くのファンが集まりました。
日本ナショナルチーム



日本ナショナルチームは、金子宗平とU23の選手3名の4名体制での出場。若手選手中心のチームを、クリテリウムは三瓶監督、ロードは清水監督が指揮を執ります。
チーム紹介ページは→https://www.japancup.gr.jp/team/node/7237
クリテリウム・スペシャル・ライダーズ



宇都宮ジャパンカップクリテリウムのみ出場する特別チームは、競輪選手とロード選手で構成された6名。ツール・ド・九州で山岳賞を獲得した織田聖や、岡本勝哉、さらには競輪選手養成所に在籍中の沢田桂太郎が出場。スプリンターのトレインが見られるでしょうか?
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ヴィクトワール広島



チームとして今季好調なヴィクトワール広島は、2週間前のおおいたアーバンクラシックで優勝したエリオット・シュルツとJクリテリウムツアーチャンピオンの孫崎大樹を揃え、クリテリウムも本戦レースも狙える布陣。大分での負傷がまだ治り切っていないと言う孫崎が気になるところです。
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VC FUKUOKA


宇都宮ジャパンカップ初出場のVC FUKUOKA。地元レースとなったツール・ド・九州で新人賞を獲得したジェラルド・レデスマ・ガルシア(スペイン)をはじめ、ベンジャミ・プラデス・レヴェルテ(スペイン)、横塚浩平らのメンバーで挑みます。
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Astemo 宇都宮ブリッツェン



地元チームのAstemo 宇都宮ブリッツェンは、今シーズン好調の岡篤志を筆頭に今年もスペシャルジャージで出場。直前に引退を発表した「オノデライダー」こと小野寺玲が登壇し、感謝の意を地元ファンに伝えました。
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TEAM UKYO



今シーズンも海外レースを中心に活動してきたTEAM UKYOは、この宇都宮ジャパンカップがアジアツアーランキング3位以内を決めるための最後のレースとなるという。アレッサンドロ・ファンチェルをはじめとするツアー・オブ・ジャパンで活躍したイタリア人選手と、増田成幸ら強力な日本人選手の構成で、ランキング3位以内を決めることができるでしょうか。
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シマノレーシング


今大会の直前に今シーズンでの引退を発表した入部正太朗と冨尾大地をチームメイトと野寺監督が担いで登場したシマノレーシング。その入部はおおいたアーバンクラシックで3位に入る好調ぶりを見せ、宇都宮ジャパンカップでの走りも注目されます。
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キナンレーシングチーム


直前のツール・ド・九州で個人総合2位などシーズン後半に入り本来の力を見せてきたレイン・タラマエ(エストニア)は、この宇都宮ジャパンカップでも力を見せるでしょうか?昨年オープンロードレースを制した宇賀隆貴は本戦メンバーとして凱旋出場。海外レースでも好調ぶりを見せており、タラマエがアシストに回る可能性も秘めています。
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愛三工業レーシングチーム



10月に入り、ツール・ド・ランカウィ、ツール・ド・九州と、ハイレベルなUCIレースを転戦してきた愛三工業レーシングチーム。2年連続でアジア最優秀選手賞を獲得している岡本隼は「連戦で調子が上向いている」とコメント。U23全日本タイムトライアルチャンピオンの橋川丈らがどこまで勝負に絡んでくるか?
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text&photo : Satoru Kato
photo : Kei Tsuji, Yuichiro Hosoda