宇都宮市の中心街にあるオリオンスクエアで催された「宇都宮ジャパンカップアフターパーティー」。今年もジャパンカップを闘った国内外9チームが参加し、多くのファンと共にレース後の打ち上げを楽しみました。その模様をフォトレポートします。



史上最速のレースとなった今年の宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース。表彰式終了からおよそ3時間後、プレゼンテーション会場にもなったオリオンスクエアで「宇都宮ジャパンカップアフターパーティー」が催された。
今年の会場は「より多くの方に参加してもらいたい」という想いでオリオンスクエアが選ばれた。初日のチームプレゼンテーションが開催された場所でもあり、参加者の中にはジャパンカップの始まりと終わりを同じ場所で迎えた方も少なくないのではなかろうか。会場には食事や飲み物を提供するフードトラックが並び、好きなものを選んで注文することができる(会費には1ドリンク、1フードがセットになっている)。







参加チームは、キナンレーシングチーム、シマノレーシングチーム、TEAM UKYO、宇都宮ブリッツェン、VC FUKUOKA、ヴィクトワール広島、日本ナショナルチームと、ポギチーム・グスト・リュブリャナ。さらに新城幸也が所属するソリューションテック・ヴィーニファンティーニが中途参加し、計9チームが集まった。
パーティー前半の目玉は、引退の挨拶に登壇した小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)によるギター弾き語り。尾崎豊の「15の夜」を熱唱し、ライブ会場のように盛り上げた。そして歌い終えた小野寺を各チームの選手有志が胴上げし、選手生活を労った。






後半は各チーム提供のグッズが当たる大抽選会。サイン入りのチームグッズをはじめ、ジャパンカップで使用したゼッケンや、入部正太朗(シマノレーシング)の全日本チャンプライン入りジャージ、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)のおおいたアーバンクラシック クリテリウム優勝ジャージなど、プライスレスな景品が次々と参加者の手に渡った。
恒例となったポギチーム・グスト・リュブリャナ提供のロードバイク完成車の抽選は今回も注目の的。なんと昨年のロードバイクを当てた方が2度目の当選となり、場内は騒然。当選したご本人も驚いた様子で、2回も貰うのは申し訳ないと当選の権利を譲ることに。改めて抽選が行われ、今年の強運の持ち主が決まった。
さらに、ジャパンカップクリテリウム勝者のジョナタン・ミラン(リドル・トレック)と、ジャパンカップロードレース勝者のレニー・マルティネス(バーレーン・ヴィクトリアス)が、テレビカメラにサインした際のガラスパネルの抽選も。こちらも強運の持ち主と言えそう。













最後は、新城幸也(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)が、今年のアフターパーティーの締めの言葉を担当。「熱心なファンが多くてチームメイトがみんな驚いて喜んでくれました。ジャパンカップに呼んで頂きありがとうございます」という感謝の言葉で、パーティーはお開きとなった。



では、来年も宇都宮でお会いしましょう!
text&photo : Satoru Kato